伝統芸能・洋楽~ ふれあい体験事業

2025年9月18日  第1回 松戸市立六実第三小学校 

令和7年度の第1回目は昭和55年創立の六実第三小学校です。気温35℃を超える酷暑の中、4~6年生146名が参加しました。
同校は、東京2020オリンピック、レスリング女子フリースタイル50kg級金メダリストの須崎優衣選手の母校です。
今年度も「NHK・BSおかあさんといっしょ」の初代歌のお兄さん、ひなたおさむ氏が司会と歌唱で参加してくださいます。
内容は、鑑賞が管絃「平調音取」「越殿楽」、歌謡「越殿楽今様」、舞楽「賀殿急」、舞楽体験は「左方出手」です。

学校からの感想より

① 子供たちの豊かな情操教育のために芸術鑑賞教室を実施していますが、伝統芸能の分野は初めてのことだったので、職員、児童にとっても良い体験となりました。絢爛豪華な衣装、荘厳な楽器と演奏を間近で鑑賞したことは勿論、共に体を動かして舞振りをしたことが、子供たちにとって新たな興味関心を湧きたたせるきっかけとなったようです。また質問にも丁寧にお答えくださりありがとうございました。今後の学習指導にも生かしていきたいと考えております。
② 何よりも平安時代からあんなにまとまった楽器演奏があったことがとても驚きました。千数百年も前から今まで伝わっている雅楽はとてもすごいし、あとの時代まで残せた人々の力もすごいと思いました。
③ 日本の音楽の文化や楽器の特徴について学べました。日本独特の曲の旋律や舞、歌を組み合わせて一つ一つの音色からこんなに素晴らしい曲ができたことがわかりました。
④ 雅楽自体よく知りませんでしたが、今様という歌まであることは知りませんでした。四季の歌詞では風景を思い浮かべました。テンポが難しかったですが、つい目を閉じてしまうほどゆったりした音楽だったのが印象的でした。
⑤ 音楽に季節を感じさせる歌詞とその曲を強調するような音楽が合わさっていました。龍笛の音が印象的でした。また自分たちが鑑賞した音楽は千年も前の人も同じように鑑賞していたと思うと歴史の長さに驚きました。